22年度

第3回アパレル問題研究会-講演会

日 時 平成22年3月12日(金)
場 所 大阪市産業創造館5F 研修室A・B
講演1 「テキスタイルの商品企画」
元 丸増株式会社 取締役営業本部長 新田 守 氏
講演2 「繊維製品に使用されている染料の安全性について -国内、国外の事情-」
財団法人 日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター 所長 大井 誠治 氏
参加者数 74名

講演会要約

「テキスタイルの商品企画」
元 丸増株式会社 取締役営業本部長  新田 守 氏 1.テキスタイル業界の現状と将来(国内生産から海外生産へ、アパレルの変化等)
2.事業の目的と役割
3.テキスタイルの生産・販売プロセスと原価構成要素(テキスタイルの原価計算)
4.テキスタイルの商品企画(オリジナル素材の開発、トレンドと素材開発等)
以上の内容で、テキスタイルの基礎から将来まで幅広くお話いただきました。


「繊維製品に使用されている染料の安全性について -国内、国外の事情-」
財団法人 日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター 所長 大井 誠治 氏  昨今、繊維製品の安全性に対する意識が高まる中、また、企業のCSR・コンプライアンスへの取組み等、消費者意識の変化に対応することが求められています。
 しかし、繊維製品に使用されている染料・薬剤に対する管理は、世界各国に比べ日本国内の規制は充分とは言えない状況にあります。
今回は、特定アミンを形成するアゾ系染料の使用状況を中心に、現状と今後の課題について解説いただきました。