20年度

第3回アパレル問題研究会-講演会

日 時 平成21年3月13日(金)13:30~17:00
場 所 大阪市産業創造館5F 研修室A・B
講演 「縫製加工および接着芯地性能と技術限界」
縫製加工関係:(株)エミネント 品質管理部 岐原 英雄氏
接着芯地関係:ダイニック(株)第5事業部 永野 暁氏
参加者数 54名

講演会要約

「縫製加工および接着芯地性能と技術限界」
縫製加工関係:(株)エミネント 品質管理部 岐原 英雄氏 縫製工程の中で発生するパッカリングについてお話いただきました。パッカリングは生地と縫製との相性で発生しますが、発生を軽減するための仕様や縫製要領についてお話いただきました。

接着芯地関係:ダイニック(株)第5事業部 永野 暁氏   接着芯地についてお話いただきました。芯地は表生地があってこそ芯地の特性が明確になり、表生地の性質にあったものをつくる必要があります。ただ現在は糸に伸縮性をもたせ加工糸芯地の出現以来芯地の位置付けが変化しているとのことでした。

その後グループに分かれてクレーム品を見ながらディスカッションを行いました。テーマは事故の原因が生地の特性や技術限界と想定されるため事故防止の為にお客様へどのように啓蒙すればよかったか等を話し合い発表しました。充実した会となりました。