2019年度



第3回 繊維勉強会 

日 時 2020年1月24日(金)  13:30~17:00
場 所 大阪産業創造館 6階 会議室E
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
講演1 「検針作業を正確に実施していただくための
 検針機の正しい使い方 とⅩ線検査を含めた今後の流れについて」
 株式会社ハシマ 国内営業部 課長代理 浅野 直矢 様
講演2 「テンセル繊維の特徴とサスティナビリティ」  
 レンチングファイバーズ
 マーケティングマネージャー 池村 裕子 様
参加者 107名

概要

1.講演 13:30~14:55 「検針作業を正確に実施していただくための
 検針機の正しい使い方とⅩ線検査を含めた今後の流れについて」
 株式会社ハシマ 営業部 課長代理 浅野 直矢 様

 

繊維製品の検針機の構造、正確な検針を行うポイント、その歴史、針折れ時の対応、検針での問題点と解決などについてご説明をいただきました。商品に折れ針などの異物混入があるとリコールやPL法による損害賠償責任などになりかねません。今や、検針機による検針は必須の検査で、その記録も重要な工程になっています。検針機はその精度向上と検針工程の確実な実施の重要性が理解できました。ローラベルトの汚れ除去、静電気の除電、点検など検針機のメンテナンスや検針機のコピー商品、X線などについてもご説明をいただきました。

2.講演 15:15~16:45 「テンセル繊維の特徴とサスティナビリティ」  
 レンチングファイバーズ マーケティングマネージャー 池村 裕子 様   

 TENCEL™、テンセル™ブランド繊維のサステナブル性、機能性、テンセル™リヨセルとテンセル™モダールの相違点などについてご説明をいただきました。テンセル™ファイバーは自然から生まれ自然に返る生分解性など環境も考慮した繊維です。講演のまとめをクイズ形式で行い、正解者には 景品を提供していただくなど楽しくテンセルを学ぶことができました。