日 時 | 平成30年7月28日(土)13:30~16:50 |
---|---|
会 場 | 福山市市民参画センター4階会議室(福山市本町1番35号) |
参加者 | 22名(TES会員15名・非会員7名) |
幹事 | 5名 |
台風12号が予想外の進路を取り、足下の悪い中を多くの方が来られました。
遠方では徳島から出席された方や、とんぼ返りで参加された方もおられました。
【1部】 『繊維産業の課題と経済産業省の取り組み』 13:00~15:00
講師:経済産業省 中国経済産業局 係長 間田 伸一郎 様
西日本豪雨災害の件で被災地への出張帰りにご足労願いました。
事前にテキストを送って頂き、その中から参加者が興味のあるテーマを掘り下げて分かりやすく解説を頂きました。経済産業省の取り組みや、世界と日本の繊維産業について、特に国内の繊維産業の強みについてもご説明を頂きました。
また参加者から、これから日本の縫製技術を継承していく中での経済産業省との連携や取り組みについての質問がありました。
経済産業省の方との勉強会は初めてでしたが今後ともさらなる連携を深め、様々な課題を乗り越えていくためにも産官学連携の重要性を再確認しました。
【2部】 『チャンスの前髪をつかんだ背景と"これから"』15:15~16:50
講師:吉井タオル 社長 吉井 智也 様 (今治タオル副理事長)
"今治タオルブランディングの歩み"として取り組みの経緯、考え方、方向性と想いを分かり易く説明して頂きました。
『白いタオル』をパイロット商品とする経緯、色々な角度からの商品開発、今治をブランドに据えるに至る各担当者のたゆまぬ努力が実を結んだ現在と、今後のビジョンについても話がありました。
その中でも「無い物ねだりはしない」「今ある物を磨く」「技術を最大の強みとして活かす」という意識と実践のお話を聞き、日本の戦後の復興を支えた繊維産業の底力を垣間見ました。