《第1部》年次報告会
2026年度の年次報告会を開催し、2025年度の会計報告および2026年度の予算計画をご報告いたしました。ご参加の皆様にご審議いただき、いずれもご承認を賜りました。本年度も会員の皆様にとって有意義な活動の場となるよう、幹事一同、運営に努めてまいります。
《第2部》
講演①『熱転写マークが支えるウェアーマーキングの事例と基礎知識』
講師:ジャパンポリマーク株式会社 取締役営業本部長 永原秀史様
ユニフォームやスポーツウェアをはじめ、幅広い製品で活用が広がる熱転写マークについて、業界リーディングカンパニーであるジャパンポリマーク株式会社の永原様よりご講演いただきました。
安定した加工を実現するためには温度・圧力・時間の加工条件を正確に守ることが不可欠であり、事前の生地試験の重要性についても、過去の事故事例を交えながらわかりやすくご解説いただきました。また、マーク製造におけるサステナビリティへの取り組みについてもご紹介いただきました。
演後には、サッカー日本代表ユニフォームや競泳用水着など、実際にポリマークが採用された製品のサンプル展示もあり、参加者が熱転写マークの活用事例を身近に感じることのできる機会となりました。
講演②『ミシン糸の紹介・製造方法・糸に関わる品質トラブルと解決方法』
講師:グンゼ株式会社 繊維資材事業部 立石司氏 他2名
グンゼ株式会社繊維資材事業部の立石氏より、ミシン糸の製造工程と糸種別の特徴についてご説明いただいた後、縫製現場で発生頻度の高い可縫性トラブルの事例を中心に、原因と対策について詳しくご解説いただきました。ミシン糸・針の番手選定、ミシンの調整・清掃といった具体的な対応策についても丁寧にご紹介いただきました。
縫製現場や生産管理に携わる参加者からは、糸種類に応じたミシンの調整方法や在庫糸の適切な取り扱いなど、日々の業務に直結した質問が多く寄せられ、活発な質疑応答となりました。