日 時 | 2021年10月30日 13時00分~16時50分 |
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会 場 | 倉敷市児島産業振興センター 2階 会議室 |
内 容 | 1.年次大会
13時00分~13時30分 2021年度の幹事紹介、2020年度会計報告、2021年度予算・行事予定の承認。 2.講 演 講演1「快適性評価技術を活用した東洋紡繊維の開発事例」 東洋紡株式会社 総合研究所 小松陽子氏 講演2 「地場産業の活性化事例」 高田織物株式会社 代表取締役 高田尚志氏 |
参加者 | TES会員32名 一般5名 幹事7名 合計44名 |
講演1 13時40分~15時10分
東洋紡㈱総合研究所 コーポレート研究所 快適性工学センターの小松陽子様に講演いただきました。人が感じる様々な快適性を数値化する為に、自社で発汗マネキンや様々な装置を作成し製品開発を行っているというお話をいただきました。
また、繊維だけではなく、化粧品原料や自動車内装材に至るまで、それぞれのぬり心地、さわり心地を数値で評価しておられるそうです。
さらに、ペット需要の高まりからペット衣料、ペットの高齢化からペット介護用マット、フィルム状電導素材を使用したペットのメンタル評価など、新しい市場を開拓していく姿勢に感動しました。
講演2 15時20分~16時50分
1892年創業 1950年設立の畳縁織物業国内シェア40%を誇る高田織物株式会社 代表取締役 高田尚志様に講演いただきました。
これまでの畳業界の商流の壁を越えて、自社の付加価値、製品の付加価値を高めていく事例をお話いただきました。
また、副資材という位置づけの畳縁を、自社ショップの開設、異業種コラボレーション、タイアップ等で新たな価値を創造していく取組みをご紹介いただきました。
地域の伝統産業を守りながら、その価値を高めていく取組み、大変勉強になりました。