日 時 | 平成23年10月14日(金) |
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場 所 | 大阪産業創造館6階会議室E |
講演1 | 「東南アジアの縫製及び労働事情」 旭化成商事株式会社 テキスタイル製品営業部 テキスタイル製品課 主事 安江 政春 氏 |
講演2 | 「世界の繊維産業をめぐる貿易環境の変化」 15:15~16:45 日本化学繊維協会 業務調査グループ 主任部員 鍵山 博哉 氏 |
参加者数 | 63名 |
講演1 :「東南アジアの縫製及び労働事情」 繊維業界は、世界の生産工場と言われた中国の縫製工賃の上昇、人手不足による納期問題、品質の低下等の問題がクローズアップされ、チャイナプラスワンとして東南アジア諸国への方向模索が急発進されてきています。ミャンマー、バングラデシュでの縫製事業に関わり、生産・品質管理における現地指導を通じた知見に基づき、東南アジアの縫製及び労働事情についてお話いただきました。 講演2 :「世界の繊維産業をめぐる貿易環境の変化」 近年、WTOの自由化交渉が停滞するなか、世界中で自由貿易協定(FTA)/経済連携協定(EPA)の動きが加速しています。日本は既にアセアンを中心に13本のEPAが発効、署名済みとなり、また、アジアでは、アセアンをハブとしたFTAネットワークが完成、TPPといった太平洋をまたぐ自由化構想も進んでいます。こうした世界的なFTA/EPAの動きが、日本およびアジアの繊維産業、繊維貿易に与える影響についてお話いただきました。