講演１：「水着素材の開発」水着素材に求められる性能について、昨今注目を浴びているバイオラバースイムを取り上げ詳しくご説明いただきました。"いかに速く泳げるか"という点だけではなく、着用側の快適性なども考慮したものづくりをされていることに改めて感銘を受けました。
また、開発にあたっては「知恵会議」を行っているとのことでした。「新しいものを創造するのに知識は要らない、目標を達成するために、まずは個々の持っている知恵を出し合うことが必要なのだ」と仰っておられた山本氏に熱いものを感じました。
講演２：「機能性インナーの開発」＜モノの満足＞から＜人の満足＞へという商品開発の考え方で、モノ中心の開発スタイルから着る側から見た開発スタイルへ発想を転換させたものづくりの一例をご紹介いただきました。
とくに「THE GUNZE]（ネクストラコットン®）が持つ消臭性のメカニズムについては、非常に興味深いもので、講演後も多くの質問が飛び交いました。 また、肌着とストレスの関係についての研究例もご講義いただき、大変貴重な講座となりました。