日 時 | 2020年11月27日(金) 13:30~17:00 |
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場 所 | 大阪産業創造館 6階 会議室E |
講演1 | 「繊維製品の品質管理 "繊維製品の苦情はなぜなくならないのか"」
清嶋技術士事務所 代表 清嶋 展弘 様 |
講演2 | 「SEKマークの概要と運用について」
(一社)繊維評価技術協議会 大阪支所 製品認証部長 吉川 雅敏 様 |
参加者 | 42名 |
*新型コロナ禍での開催において会場収容人数より募集定員を減らしましたため、参加をお断り
しました方々にはお詫び申し上げます。
また、ご参加いただきました皆様にはマスク着用、問診票、検温、手の消毒などのご協力をいただき、誠にありがとうございました。
1.講演 13:30~15:00「繊維製品の品質管理 "繊維製品の苦情はなぜなくならないのか"」
清嶋技術士事務所 代表 清嶋 展弘 様
アパレルの繊維製品についてものつくりのシステム、苦情事例と原因分析および対策などについて
ご講演いただきました。企画・設計不良、生産時のばらつき、技術限界、表示不適正の4項目に分けて、各々の段階での苦情事例について幅広い観点から詳しくご説明をいただきました。素材基準、検査基準、縫製基準などの各種社内基準のツールと社内体制、人材、購買先ならびに関連工場などの品質体制としてのソフトの対策が重要であることが良く理解できました。
2.講演 15:15~16:45「SEKマークの概要と運用について」
(一社)繊維評価技術協議会 大阪支所 製品認証部長 吉川 雅敏 様
SEKマーク(S:清潔、E:衛生、K:快適)の特徴、安全性、機能性試験方法、申請ならびにサーベイランスなどについて詳しくご説明をいただきました。現在SEKマークは靴下、インナー商品での表示が多いですが、現在は新型コロナ禍で抗菌防臭、制菌、抗ウイルス加工などの関心がますます高まり、マスクやその他の繊維製品に一層展開されていく可能性を感じました。本物の機能性商品を判別できるようにSEKマーク表示などの大切さについて理解できました。