30年度

第2回 品質問題研究会

日 時 平成30年11月22日(木) 13:30~17:00
場 所 大阪産業創造館 6階 会議室E
講 演 『色に関する苦情事例と原因分析のプロセスについて』
 (一財)ボーケン品質評価機構 大阪事業所 
 東浦 剛 氏
グループ
ディスカッション
『苦情事例から学ぶ~色に関する苦情~』
参加者 44名

講演会要約

1.講演 13:30~14:45 「色に関する苦情事例と原因のプロセスについて」
(一財)ボーケン品質評価機構 大阪事業所 東浦 剛 様
 
 衣料品の代表的なクレーム事例とその原因解析のポイントなどについてお話しいただきました。クレーム原因は材料、製品製造工程、流通、保管時だけでなく、販売店、クリーニング業者、消費者の方も要因になる場合もあります、それらが複雑に絡み合うと、原因解析も困難なる場合がありますが、これらは多くの事例を研究することで事故対策と再発防止につなげることができると感じました。また、多くのクレーム事例の現物とパネルもご持参いただき大いに参考になりました。

2.グループディスカッション「苦情事例から学ぶ~色に関する苦情」  

 参加者が6グループに分かれて、各々の苦情・クレーム当該品を手にして、その発生原因、原因解析方法、再発防止などについてディスカッションを行い、その結果をグループごとに発表しました。グループ内にはアパレル、クリーニング、糸、編織、染色加工、試験機関の方などがおられ、各立場から 積極的な発言があり、名刺交換も含めて意見交換ができ、原因解析の精度向上と情報交換に大変役立ちました。
・パンツ 汗と光による複合的な変色 →検討内容(PDF)
・ワンピース プリント柄の色泣き →検討内容(PDF)
・ワンピース パーマ液による変色 →検討内容(PDF)
・ブラウス 汗による変色 →検討内容(PDF)
・ジャケット 酸化窒素ガスによる変色 →検討内容(PDF)