神戸の白星社クリーニング株式会社は大正11年創業です。クリーニング業で求められる「早くて、安くて、上手い」の中の「上手い」を追求し、こだわりと品質重視のクリーニング会社です。本社工場が阪神大震災で全壊後、平成9年に公害対策、環境対策などにも配慮した工場を新設し営業されています。
今回は新JIS規格に関しての「ウエットクリーニング」について石井社長からご説明をいただき、工場内の見学・説明も行っていただきました。本来ドライクリーニングするべき製品を水洗いする技術・技能やクリーニングの洗浄・乾燥、仕上げ、しみ抜きなどについてもこだわりと技術・技能向上をめざしている姿勢に感嘆しました。

【見学後記】
小雨降る畦に咲く赤い彼岸花と黄色く色づき始めた田に秋の香りを感じる９月２２日、白星社クリーニング（株）の見学会が行われ４５名が参加しました。１３時２０分工場に到着後、直ちに２班に分かれて見学と講演をして頂きました。見学は各工程（仕分け・ワイシャツの水洗い・ウエットクリーニング・特殊シミ抜き等）を説明して頂きました。講演は、代表取締役石井大氏より"新JIS規格ウエットクリーニング"について、「従来型ウエットクリーニング」は技術力を要するため一部の業者が行う機械力を極めて制限した洗浄方法であることをW1・W2・W3法とMA布の関係から、また現状のウエットクリーニングがなぜ浸透しないのか、また新規格Wの疑問点についてお話し頂き、従来型Wと新Wマークとは全然違うことを実感しました。