日 時 | 平成25年2月15日(金) 13:00~17:00 |
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見学先 | 飯田繊工株式会社 |
参加者 | 49名 |
内 容 | 飯田繊工株式会社は、明治36年に大阪天神橋で創業開始され100年以上の歴史をもち、現工場は、ニット分野では業界TOPとされ、優れた機能性をもつ高級ニット生地を生産されています。工場工程のFA化、OA化に早くから着手され、すぐれた生産管理体制を確立されています。 |
雨模様の2月15日、大阪市東淀川区菅原に在する飯田繊工株式会社の見学会が行われました。参加者49名は、阪急淡路駅より徒歩20分、100有余年の歴史を持ち綿ニットの染色においては業界トップの工場に到着。ご挨拶後、片平社長からお話を頂いた後、飯田氏からは会社や工場の加工内容について、加工サンプルも交えて詳しいご説明がありました。
次いで、4班に分かれて、晒・染色・シルケット・テンター・検反工程のある工場内およびプレゼンテーションルームを見学し、コンピューター管理システムでの徹底した合理化・省力化の現状を実感、理解しました。同時に、プレゼンテーションルームに置かれたクイーンエリザベス号のテーブル・椅子が醸し出す重厚・優しさ・安心感は、全社員一丸となり「繊維を通じ社会に貢献する」の理念を貫く源泉のように感じました。
*片平社長のお話(要旨)
・明治36年に創業し昨年110周年を迎える
・晒から始めて昭和に入って染色に推移する
・原料は綿ニット中心
・受注から出荷までシステムでの運用
・染色加工工場でのオープンシステム賞受賞(繊維学会技術賞)
*飯田氏のご説明(要旨)
・会社概要⇒大阪中央部で操業
・敷地は甲子園球場に匹敵
・染色は1000反/日・晒は500反/日
・加工品⇒婦人肌着・婦人外衣・紳士肌着・オリンピックユニフォーム
・会社沿革
・染色加工
・試験室設備
・システム紹介
・ホームページ
・特殊加工(3種類)
[安江理子記]