財団法人日本化学繊維検査協会は、グローバルな試験機関として、国内規格は勿論、海外規格（ＩＳＯ、ＡＡＴCC、ほか欧米の百貨店専門店などの品質基準）に基づく試験を行っておられます。 今回は、大阪事業所で、繊維関連を中心とした試験機器および試験室等を見せていただきました。 たくさんの試験機器を見ながらとても丁寧なご説明をいただき、充実した見学会となりました。 今話題の機能性加工の評価試験等のミニ講演もお話いただきました。

見学後記
　 　雨に映える紫陽花の美しさに目を奪われる６月１８日、カケン大阪事業所の見学会が行われました。
参加者６０名は松村所長のご挨拶、協会概要の紹介を拝聴後、研究開発室の倉本幹也氏より「カケンの開発業務（１．研究開発室の経緯・特徴　２．検査機関における研究業務とは　３．研究開発室の目指すもの　４．研究開発の技術分野）」につき講演していただきました。
次いで８班に別れ、総床面積６,０００^２を超える事業所内（１．人工芝試験室　２．繊維テストラボ　３．海外規格試験室　４．大阪分析センター　５．生物試験センター　６．資材・雑貨テストラボ）を詳細な説明とともにくまなく見学させて頂きました。
見学会終了後の質疑応答では多数の質問が相次ぎ、室内は梅雨空を一変する熱気溢れる時間となりました。 [ 安江理子記 ]