日 時 | 平成20年11月14日(金)13:30~17:00 |
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場 所 | 大阪市産業創造館5F 研修室A・B |
講演 | 「損傷に関する現象と、製品特性および技術限界」 元イトキン株式会社、現文化服装学院講師 加藤 峰雄 氏 |
参加者数 | 51名 |
「損傷に関する現象と、製品特性および技術限界」
元イトキン株式会社、現文化服装学院講師 加藤 峰雄 氏 平成20年度は、「繊維製品の一般特性と技術限界への対応」をテーマとしました。その背景には、事業者は消費者への確かな品質の商品を提供することはもとより、表示責任及び説明責任が問われる現在、情報提供の有り方が重要課題となる。
繊維製品にも繊維の基本的な性質、又は加工技術に限界があり、現状では消費者に取り扱い等の注意を十分に促し理解を得る必要のある事項が存在する。そこで製品特性と技術限界の理由、品質レベル等を知り、消費者苦情防止策として"より判り易い情報の提供"とはどのような内容が適切かについて、伝達方法を含め討議する事とした。第2回は損傷。元イトキン株式会社、現文化服装学院講師 加藤峰雄氏に「損傷に関する現象と、製品特性および技術限界」と題し、アウターウェアにおける損傷のクレーム事例について解説をいただいた。発生要因や事前対策等の事例に挙がった現象は、破れ(繊維の溶融、脆化、生地の強度不足)、滑脱、摩耗、目撚れ、糸の飛び出し、引っかけ。講演後、上記テーマに沿った事故品を用いグループディスカッションを行った。