日 時 | 平成22年9月16日(木)14:00~16:20 |
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場 所 | セーレン(株) 研究開発センター (福井県坂井市三国町テクノポート2丁目3-1 同社TPF工場内) |
参加者 | 52名 |
会社概要~経営戦略~各事業分野の取組み~主力製品について~また、同社の未来を担う研究開発への取組みについてのVTRを視聴した後、同研究開発センター企画業務部長の見寺氏から、同社 及び 同社グループの各事業の現状、商品開発の現状、同センターの構成と機能等について詳しくお話し頂いた。見寺氏の説明によると 同社の売上構成は、①自動車内装材関係(358億円)、②ハイファッション・衣料素材、製品(266億円)、③エレクトロニクス関係・電磁波シルド材他(71億円)、④メディカル・セリシン、パップ材(41億円)、⑤インテリア・ハウジング(54億円)等々ということである。
その後、同社が誇る商品や技術を展示してある"コクーン(繭)ホール"を4班に分かれ、見学した。
川田社長の強力なリーダーシップにより、委託染色会社より、繊維総合メーカーに脱皮した同社。得意の自動車内装材(カーシート、エアーバッグ)、16万色が出せるというビスコテックス技術とその応用(各種衣料品、広告布、カーシート等)、衣料品で開発した透湿防水機能を住宅材(ハウスラップ材)に応用した例、シルクから抽出したセリシンの持つ機能性を活かした化粧品等の開発、電磁波シールド材(極細繊維を用いたメッシュ織物の製織技術+繊維メッキ技術)、編み技術を応用した透析用人工
血管の開発など多彩な展示に 見学者一同 感心し、刺激を受けた。
最後に 同センター所長でもある野村専務から 挨拶があり、その際、参加者から熱心な質問も飛び出し、有意義な見学となった。尚、今回の見学会には、東日本、中部、西日本各支部からの参加者もあり、定員を大幅に超えたが、受け容れて頂いた。
注:
「セーレン」で検索して、同社のホームページを開くと工場見学会で上映された会社紹介動画が見れます。なかなか興味深いので、ご覧下さい。