日 時 | 平成23年6月18日(土)13:30~18:30 |
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会 場 | (財)日本繊維製品品質技術センター 福井試験センター 別館会議室 |
参加者 | 55名 (交流会25名) |
1.総会
①平成22年度行事報告、会計報告
②平成23年度行事案と予算案の審議を行なった。新幹事に セーレン(株)片山氏が加わった。
2.特別講演①「繊維技術の未来」
福井大学大学院教授 ファイバーアメニティ工学 堀 照夫 氏
②「中国・アセアンの動向と 商社の戦略」
伊藤忠商事㈱ 中国総合研究所 代表補佐 大月 秀夫 氏
堀氏は
(イ)世界の先端的な繊維技術を系統的に かつ広範囲に、
(ロ)また同氏の超臨界染色技術や電子線グラフト技術など先端的な研究の内容について話され、
(ハ)更に 北陸地区の繊維産業や技術開発については産官学の連携によるクラスター形成が肝要であり、「衣料用は徹底した機能化を!非衣料への展開強化を!」と話された。
大月氏は、
(イ)「チャイナ プラス ワン」と言われているが、繊維産業のインフラが中国ほど揃っている国はなく、これからも 大きい存在であること、(ロ)中国国民の所得水準が高くなり、中国内販や日本に旅行で訪れる中国人対象のビジネス・チャンスが日本の企業には多くあること(ハ)中国や中国人とのビジネスを本気で成功させるためには良いパートナーシップを構築することが重要であることなどを話された。
3.交流会(ティーパーティ) 講師の堀・大月両氏を囲んで、ソフトドリンク
と軽食をつまみながら情報交換を行ない、交流が盛んに行なわれた。