クミボウ研による講演会の報告

―― 繊維製品による皮膚障害原因究明方法に関する調査研究について ――

 

   日 722日(水) 17:00〜19:00

   場 東京都自動車整備健保会館

   講 通産省 製品評価技術センター 佐々木 和実

   参加者 31

 容

安全基盤整備事業の一環として、繊維関係で事故の多い皮膚障害の再発、未 然防止を目的として行われている皮膚障害等製品事故解析技術の概要について 説明が行われた。

皮膚障害は刺激性接触皮膚炎と、アレルギー性接触皮膚炎があること、前者は原因物を取り去ると治るのに対し、後者は一度発症すると一旦治癒しても原因物に接触すると何度でも発症するのが特徴である。続いてこれまでに事故を起こした代表的な化学物質の紹介が行われ、確認方法としてのパッチテストのやり方、分析方法の紹介、過去に行われた行政の対応、さらにPL法との関連での対応法などの説明があり、参加者にとっては身近な問題なので、今後の業務に大いに役立つものと思われる。

製品評価技術センター
技術部のホームページで詳しい内容を見ることが出来ます。


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