25年度

第1回 繊維製品品質管理講座

日 時 平成25年7月19日(金) 13:15~17:15
場 所 大阪産業創造館 6階 会議室E
講演1 「ケアラベルの国際整合化について」
一般社団法人 繊維評価技術協議会  鷲見 繁樹 氏
講演2 「表示責任者のための取扱い絵表示のISO移行に関するガイドライン作成協議会について」
一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会
コンプライアンス委員会 品質管理小委員会 委員長  藤吉 一隆 氏  
講演3 「女子大生の衣料に関する日・中・韓・台調査の分析」
一般社団法人 日本衣料管理協会 調査部会長  大橋 正男 氏
参加者 107名

講座概要

「ケアラベルの国際整合化について」 一般社団法人 繊維評価技術協議会  鷲見 繁樹 氏

JIS L0217の国際整合化のための審議が3年計画で行われています。ISO規格には日本の洗濯習慣上必要な記号(自然乾燥表示)や洗濯機(パルセータ型(縦型)洗濯機)による試験方法が規定されておらず、整合化にはこれらの課題を解決する必要がありました。これらの背景を踏まえ、ISO規格への改正提案から、新JIS L 0217他の規格案の主な改正点、今後のスケジュールについてお話を頂きました。


「表示責任者のための取扱い絵表示のISO移行に関するガイドライン作成協議会について」 一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会
コンプライアンス委員会 品質管理小委員会 委員長  藤吉 一隆 氏

繊維製品取り扱い絵表示のISO移行に関する改正動向、協議会での検討背景と目的、及びアイテム別標準絵表示(ドラフト版)検索データベースについてお話をして頂きました。


「女子大生の衣料に関する日・中・韓・台調査の分析」 一般社団法人 日本衣料管理協会 調査部会長  大橋 正男 氏

日本衣料管理協会創立40周年記念事業として、ファッション系の女子大生を対象に国際調査が実施されました。日本・中国・韓国・台湾の女子大生(3,018人)の衣料の使用実態ならびにライフスタイル観の調査結果を分析して頂きました。