29年度

第1回 品質問題研究会

日 時 平成29年8月25日(金)  13:30~17:00 
場 所 大阪産業創造館 6階 会議室E
講演1 家庭用品品質表示法関係法規の改正点について」
元(一社)繊維評価技術協議会 技術顧問 鷲見繁樹様
講演2 「ボーケン展示会の紹介と代表的な事例」
(一財)ボーケン品質評価機構 研修センター所長 平岩清隆様 
参加者 73名

講演会要約

1.講演1 13:30~15:00「家庭用品品質表示法関係法規の改正点について」
 元(一社)繊維評価技術協議会 技術顧問 鷲見繁樹様

 2017年4月1日家庭用品品質表示法関係法規の改正・施行により、繊維製品品質表示規程なども改正されました。それに関しての改正目的と法律・政令・内閣府令・告示・条例の内容や指定用語、表示方法などについても繊維製品、雑貨工業品を中心にご説明をいただきました。また、消費者にわかりやすい表示をめざすための課題や見解も解説いただきました。

2.講演2 15:10~16:30「ボーケン展示会の紹介と代表的な事故事例」
   (一財)ボーケン品質評価機構 研修センター所長 平岩清隆様
    
   ボーケン機構、ボーケン展示会、事故事例について説明をいただきました。ボーケン展は前身の1970年の繊維品品質展示会から始まり、1996年にクレーム事例の展示を開始し、1998年に名称を「ボーケン展」と改め、続けておられます。クレーム事例では色なき・汚染、変色、物性関係が多く、素材別では綿・麻、ポリエステル物に多く発生しています。その事例の一部をボーケン展で使用したパネルの展示も行い解説をしていただきました。