衣料管理協会50周年記念 第四弾 品質情報展

日 時 10月27日(木)13:00~18:00
場 所 ティアラこうとう B1大会議室
内 容  『TES会の体感』をテーマとして日本衣料管理協会50周年記念の第四弾である品質情報展を開催、TES会員以外の一般も迎え入れたが、過去の分科会の録画をスクリーンやパソコンで視聴させたり、全国の支部で開催された分科会のレジュメを閲覧させることにより、TES会に入会して得られる情報をリアルに体験できる場にした。
 また、TES会幹事である元三景の辻林氏による技術紹介として、芯地や機能テープを必要に応じて適切に使用することで改善される効果を、良否の見本を使い、実際に見て触って体感できる様にした。
 地域特性としては東北の縫製工場の技術と品質として三陽商会の自社工場であるサンヨーソーイングのバーチャル工場見学の他、メディアで取り上げられている100年コートに直接触れられる様にした。
 検査機関の合同展示会は業界初の試みであったが、検査機関各社が行っているメルマガなどの一方通行の情報発信を前進させ、担当者と来場者との双方向でコミュニケーションさせる場を設け、敢えて内容を指定せずに、現在開発している最新の技術情報を伝えられる様にした。既存の繊維の検査機関以外にもブンカケンを招き、近年普及しつつあるヒーター付きブルゾンの安全性に対しての試験や基準について案内して頂いた。
 その他、本部企画の事故品のパネル展示の他、テキスタイルケア協会の住連木氏や元三陽商会の三島氏の著書であるクリーニングの品質管理や紳士服の仕上げについての参考文献を紹介した。
 来場者へのアンケート結果としては、8割が興味深いとの回答だった。
参加者数 288名