2023年度

2023年度 新会員歓迎特別講演会

日 時 2024年1月27(土) 13:00~16:30
場 所 名古屋文化短期大学
参加者 46名(新会員5名)

概要

1. 第1部 特別講演会 (1)講演テーマ 『人は見た目が9割!秒で記憶に残るには!?
 パーソナルカラーで叶う印象アップの方法』
講師:NPO法人色彩生涯教育協会 認定講師
   Prima Color Salon 代表 加藤 茜 氏

(2)講演概要  今回は、NPO法人色彩生涯教育協会 認定講師の加藤様にお越しいただき、パーソナルカラーによる視覚から与える印象の重要性について講演していただいた。
 人間中身が大切、というものの初対面で見た目が与える影響は8割を超えるという。そして、その第一印象が2年くらいはイメージとして残るという報告もあるという。
 パーソナルカラーとは、自分自身が生まれ持っている肌・瞳・髪などの色と調和した色のことを指す。似合う色を身に着けると肌に透明感やツヤ感が出たり、血色が良くいきいきとして見えたり、瞳がくっきりしたりなどの印象アップの効果がある。
 パーソナルカラーを活用することはビジネス戦略にもつながる。話した内容はたった7%しか残らないのに対し、見た目は55%も印象として残る。どれだけ素晴らしい内容でも、着ている洋服の色で顔の影が目立ち活力がなく見えてしまったり、反対に派手で信頼感を得られない等のマイナスイメージを持たれると、その後の関係にも影響を及ぼしてしまうのである。
 色には大きくブルーベースとイエローベースの2種類に分けることができる。ブルーベースは青みがかった色味のことで、ワインレッドやラベンダー、ローズピンクなどの色味を指す。ブルーベースの色は知的さや誠実さ、爽やかさをイメージさせる。イエローベースは黄みがかった色味のことで、テラコッタやオリーブグリーン、ターコイズブルーなどの色味を指す。イエローベースの色は陽気さや活発さ、親しみやすさをイメージさせる。この色から得られるイメージを活用して、自分の良さを引き出し、相手の記憶に好印象を残すことができる。
 スーツを例に挙げると、ジャケット・シャツ・ネクタイのベースカラーが統一されていると安心感があり、万人受けしやすい。反対にネクタイやシャツにベースカラーを混在させると、斬新で目をひくため個性的でオシャレな着こなしも可能になる。
 しかし、ベース混在の際は配色の分量を間違えると野暮ったく見えることもあるので注意が必要である。
 講演の終盤には実際にカラー診断を実践していただいた。自分に似合う色を見極めることで自分自身の魅力を認識し、外見だけでなく内面からの自信も出てくるだろう。パーソナルカラーをビジネスに活用することで新たな発見や出会いが得られるかもしれない。

2.第2部 懇親会  4年ぶりに開催された新会員歓迎懇親会の様子です。