| 日 時 | 2025/12/12(金) 18:30~20:00 |
|---|---|
| 場 所 | 瀧定名古屋(株)17Fホール |
| 概 要 | 《第一部》 クレーム品のグループ検討会 《第2部》 検査機関によるクレームセミナー 講師 (一財)ケケン試験認証センター 松永 展佳氏 |
| 参加者 | 21名 |
<1部>
①ジャケットの溶融 ②顔料染めブラウスの変色 ③ジャケットフロック部分の硬化という3点で、グループごとに活発な意見交換がおこなわれました。
各グループの発表後、松永氏より検査機関としての考察をいただきました。
①熱または何らかの薬品の影響。裏地が無傷であることから瞬間的に熱等の影響で溶けた
と考えられる。
②顔料染めはパークロに弱い。また経年劣化による加水分解の影響も考えられる。
③ドライの溶剤と熱によりフロック加工の樹脂が硬化した。経年劣化による影響も
考えられる。加工部分がある旨の注意表示があれば処理方法等気づけた可能性も
ある。
事前検査の必要性だけでなくその後の保管状態も大きく影響する可能性を指摘されました。 <2部>ミニ講座は、松永氏よりクレーム事例8点について解説いただきました。
多様なクレーム事例を知ることができました。
また参加者との質疑応答も活発に行われ、今回も有意義な時間となりました。