2025年度

クレーム事例勉強会 (第161回) 

日 時 2025/11/14(金) 
場 所 瀧定名古屋(株)17Fホール
概 要 《第一部》

クレーム品のグループ検討会

 

《第2部》

検査機関によるクレームセミナー
 講師 (一財)ニッセンケン品質評価センター
 堅田 眞矢氏

参加者 13名

概要

<1部> ①上下アンサンブルのスナッグ発生 ②カーディガンのナイロンボタンの色移り ③パンツの白化という3点で、グループごとに活発な意見交換がおこなわれました。各グループの発表後、堅田氏より検査機関としての考察をいただきました。
 ①着用時に鞄、装飾品等のこすれが引っ掛かりとなることがある、糸の構造と組成の相性に
  よっても抜けやすい 
 ②ナイロンボタンは適切な染色処理がなされていないとドライ等の溶剤で色が抜ける、事前の
  堅牢度検査も重要 
 ③擦れ等でもともと毛羽立っていたものが洗濯したことによって顕著にあらわれた。
丁寧な観察で状況把握を適切におこなうこと、事前品質検査の必要性を強調されました。 <2部> ミニ講座は、堅田氏より今回のクレーム事例3点を再現・確認するための主な試験方法を解説いただきました。わかりやすくまとめられた資料と説明により、クレームが発生しにくい製品を作るためにも事前検査の重要性がわかり今回も有意義な時間となりました。