＜１部＞検査機関によるクレーム事例紹介 ＜２部＞クレーム品のグループ検討会 　講師　（一財）ケケン試験認証センター
　　　　　山口　陽平 氏

＜１部＞
最初に、ケケン試験認証センターの成り立ちやそのネットワーク・サービスについて紹介されました。その後、クレーム品を「色」「損傷」「外観変化」に分類して１１件の事例を解説していただきました。
＜2部＞
クレーム品をグループで現品を観察しながら原因や対策をディスカッション、グループ毎に検討結果を発表し、最後に山口氏から検査協会としての見解とアドバイスを述べていただきました。
検討したクレーム事例は、
　①コートのバブリング　⇒　ボンディング素材の経時剥離
　②ニットセーターの変色　⇒　光の耐光堅牢度不足　
　③鞄の内袋破れ　⇒　素材特性による縫い目滑脱
の３点であり、其々 ①ボンディング素材の経時剥離②光の耐光堅牢度不足③素材特性による縫い目滑脱等と考察を纏めました。 今回も熱心な参加者らによる活発な意見交換で盛り上がり、有意義な勉強会になりました。