第1部 検査機関によるミニ講座『羽毛の品質評価方法』 講師　（一財）日本繊維製品品質技術センター　
中部事業所　羽毛・羊毛試験チーム　杉山　昌之氏

　一口に羽毛製品といっても、何十万もする高級品から5千円程度の廉価品までさまざまである。羽毛製品を商品として扱っていく上で最低限知っておくべき知識について説明していただいた。
（1）羽毛の種類、構造と特徴、
（2）羽毛製品の表示（組成、かさ高性、清浄度、酸素系数、鳥種混合率、グレー羽毛混入率）
（3）ダウンの吹き出し
　ダウンの吹き出しについては、要因を羽毛品質起因、生地品質起因、縫製品質起因に分類し、それぞれについてご説明いただいた後、実際に製品を裂いて内部の様子を見せていただいた。
第2部　クレーム品のグループ検討 ・Aグループ　
　家庭洗濯により編地の糸がほつれてきたニットシャツ →検討結果はこちらから（PDF）
・Bグループ　
　数回の洗濯で破れが発生した紳士シャツ →検討結果はこちらから（PDF）
・Cグループ　
　商業クリーニング後、着心地が悪くなった綿ポリエステルポリウレタンのデニムパンツ
　→検討結果はこちらから（PDF）