日 時 | 平成26年6月20日(金) 18:30~20:30 |
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場 所 | 金城学院大学サテライト |
参加者 | 24名 |
第1部 検査機関による事例紹介 講師 (一財)日本繊維製品品質技術センター 中部事業所 茂上 和之氏
第2部 グループによる検討 Aグループ洗濯2回でランダムな白化がみられるテンセル/綿パンツの改善点検討
商品組成:指定外繊維(テンセル) 50% 綿 50% ワッペン部 人工皮革
取り扱い絵表示:104 202 302(当て布) 403
検討結果:
①ワッペンを人工皮革でなく布製にすることでドライクリーニングできるようにする
②テンセルの白化は特性上止むを得ない面もある。販売時の説明が大切
Bグループ赤系の斑点状変色が発生した綿パンツの原因究明
商品組成:綿 100% ワッペン部 人工皮革
取り扱い絵表示:判読不可
検討結果
着用時の状況を確認したところ、「トイレ掃除をした」ことがわかったことから塩素系漂白剤による変色とみる
Cグループセーターの毛玉発生を抑えるための改善点検討
商品組成:毛 55% アクリル 45%
取り扱い絵表示:107 202 303(当て布) 402
検討結果:
①抗ピル性アクリルを使用する
②編組織を変更し、表面の摩擦が少なくなるようにする等