日 時 | 2020年11月21日(土)14:00~16:00 |
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場 所 | 名古屋市中小企業振興会館 4F 第3会議室 |
テーマ | 「SEKマークの概要と運用について」 |
講 師 | 講師:(一社)繊維評価技術協議会 大阪支所 製品認証部長 吉川 雅敏 氏 |
参加者 | 59名 |
コロナ禍の中で、素材の機能性に注目が集まり需要も急増している。そこで今回は、素材アピールポイントの根拠として注目されているSEKマークについて詳細な説明をいただいた。
セミナーは、まずSEKマークの歴史、基準をつくる必要性について説明いただいた。SEKマークがISO/IEC17065認定取得をしており、日本が主導して国際的に認められたものであること、繊維業界全体でよいものを安心、安全なものを消費者へ提供することを目的としてつくられたものであることを確認させていただきました。
SEKマークの
①特徴
②安全性
③試験方法
④申請の流れ
⑤サーベイランス(調査・監視体制)
の5つについて説明をいただいた。
SEKマークの対象or非対象の製品、必要な効果、試験方法、基準等 具体的な説明に加え、景品表示法、医薬品医療機器等法に抵触しない正しい表示方法についても文言まで紹介いただいた。また、試験方法については動物愛護の配慮もされており、時流に乗って様々に変化対応されていました。
最後に、申請方法と適正使用されているか否か調査監視体制のご紹介をいただき、認証機関としての強い責任感を感じました。
聴講した会員からは様々な質問が出て、中では多言語表示可能か?など世界へ進出をしている企業からの質問など、関心の高さだけでなく実際に使っていくうえでの疑問や迷いを払しょくするいい時間となりました。私たちとしては、正しい理解と知識で、冒頭にありました「安心安全でより良いものを消費者へ届けるための努力」をこれからも続けていくことで業界を盛り上げていきたいと感じました。
なお、会場につきましては、感染症対策として入室前の検温、消毒液の利用、ソーシャルディスタンスの確保、窓も開けたままで実施しました。冬季に関しては、参加者各々で寒さ対策する必要もでてきました。