日 時 | 平成24年7月14日(土) 14:00~16:00 |
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場 所 | 名古屋学芸大学 523教室 |
テーマ | (株)アイリス 中京営業部 課長 奥村 一広氏 品質管理室 課長 柿沼 平氏 |
参加者 | 45名 |
奥村氏:
ボタンの特性を素材別に、メリット、デメリットと合わせて紹介していただいた。プラスティックボタン(カゼイン、ナイロン、アクリル、ABS樹脂、ポリエステル、バイフル等)メタルボタン(真鍮、メタルキャスト、ダイカスト、アルミニウム等)、天然材料(貝、革、椰子の実、木、水牛等)。それぞれについてメーカーとして推奨する取扱い絵表示も紹介していただいた。
柿沼氏:
①ボタンの起源や歴史、新商品について
②事故事例
事故原因 1位:割れ・欠け、2位:メッキ関連、3位:塗装関連色落ち、4位:染色関連。この4原因で全体の約70%を占める。ABS樹脂ボタンのメッキの錆び、腐食の原因はウール生地加工時の漂白剤の影響、縫製時の蒸気の影響、海上輸送時の温湿度の影響等がある。金属ボタンでは乾燥機ドラム内壁との擦れによる剥離等がある。
会場外の廊下には各ボタンの製造過程等を判りやすく説明したパネルが展示され、休憩時間には参加者が講師に熱心に質問する光景が見られた。