日 時 | 平成24年3月10日(土) 14:00~16:00 |
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場 所 | 名古屋学芸大学 512教室 |
テーマ | 『繊維製品の副資材』 講師 (株)三景 仕入部テクニカルサポート課 課長 大前 隆氏 小倉 恵美子氏 |
参加者 | 43名 |
繊維製品に使われる副資材の代表として裏地及び芯地について扱い手が知っておくべき基本的な事項をお話いただいた。最近は商品差別化のために裏地にも機能性が求められるようになったという。裏地の事故例として色違いのようなオーソドックスな事例のほか、表地に使われる柔軟剤が裏地の滑脱に影響する例などもご紹介いただいた。
芯地は表素材に合った適切な芯地の選択とともに接着条件が適切であることが大切であると強調された。芯地の事故例ではシミ出し等のほか、表地と芯地の地目の方向差が大きいことにより発生するバブリングなどもご紹介いただいた。
裏地も芯地も身近な副資材であるため何気なく使っている感もあるが、その機能や重要性を再認識させられる講演であった。